大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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難所を頑張って登ると

供養や修行の期間中、またその後に、思いもよらない出来事に遭遇することがあります。その際、大変な思いをすることで信仰が揺らぐこともあるかもしれません。

しかし、私の経験上、それを耐え乗り越えることで、たいていは良い方向へ進んだり、大切な気づきを得たりするものです。これは成長のプロセスと言えるでしょう。登山で、先の見えない難所を頑張って登ると、突然素晴らしい展望が開けるようなものです。

大切なのは、力まず神仏にお任せすることです。

 

参考までに、このような現象には大きく分けて3つの理由が考えられます:

  1. たまたまそうなった。
  2. 神仏からのお諭し。
    今の行動や心得違いを改めるよう、気づきを促している場合。
  3. 不調和の調整。
    修行や供養は、自分や周囲に影響しあって、不調和を調整することがあります。その過程で、心にある不要なものが解消される際、古く固着したものが改められる現象が起こることがあります。脱皮のようなものです。

    晦日の稲荷山四つ辻から見た京都市街 撮影Oさん