大正時代に活躍された大霊能者、泉聖天尊は、常々自分の信者には「大きなお祭りがあった日の夜には寺社に参拝を遠慮せよ」と教えていた。
それはお祭りの日には、本尊が自分の御眷属をフル回転させて、参拝者が安全であるように守護したり、あらゆる信者の願いをきき届けようとするからだと。
だから、その夜は御眷属がくたびれ果てているので、参拝は遠慮するのが良いとのことである。
お稲荷様の優れたオダイであった砂澤たまゑ師は、稲荷山のお塚にお参りする時には必ず食べるものをお供えとして持参したそうだ。神様はお腹が減っては動けないと言う。ここで言う神様は実類の御眷属である。
稲荷山のお茶屋さんに聞いたら、砂澤先生から「ゆで卵を20個作ってお塚まで持ってきてくれ!」とよく頼まれたと言っていた。
神仏に祈願をすると実際には御眷属が活躍して私達の願いを叶えてくれるのである。
そう御眷属は忙しいのだ!
だから善龍庵の施餓鬼供養や春秋彼岸お盆などのご供養では、ご眷属に感謝の意味を込めて倍増威光のご供養を行っている。
密教では護摩の時に神供(じんぐ)といって、護摩壇に上がれない御眷属のため、別に神供壇を設けて供養している。
内容は施餓鬼と同じ構造である。これを行うことは密教の儀軌(修行テキスト)にも説かれている。
ちょっとした心遣いではないが、御本尊だけではなく御眷属に供養するというのは大切なのである。
秋季彼岸会の案内
9月23日から25日まで秋季彼岸会を行います。
宝篋印陀羅尼経法を修してご供養します。
詳細は申し込み要項を送りますのでご参照ください。
希望の方は「秋季彼岸会申込要項希望」とその旨を明記し
専用アドレス
oomorigijyou-akihigan@yahoo.co.jp
まで、メールお願いします。
なお、お名前(フルネーム)のない方には返信しませんのでご了承ください。
供養のお布施は1霊位、2000円です。
お申し込み締め切りは9月13日です。
早めのお申し込み、よろしくお願いします。
下記リンクにも詳細が記してありますのでご参照ください。
9月 秋季彼岸会のご案内 - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵
砂澤先生の建てたお塚