大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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11月滅罪会の感想その11

先日は滅罪会もご指導頂き、誠にありがとうございました。
 
3回目の滅罪会でしたが、今回は今までで一番しんどかったです。2回目がちょっとしんどいかもしれないとお聞きしておりましたので、2回目を乗り越えた私は大丈夫でしょうとお恥ずかしながらタカを括っておりましたし、おそらく私にはそのような感覚はわからないだろうと思っておりました。
 
そうしましたら、なかなかやる気も出す、やろうと思うと身体がだるくなり、やっと取り掛かったと思ったら手にお次第を持ちながら読んでいるのに御真言の振り仮名が読めなかったり噛んだりと、いつもにはない現象でした。本当に、いつもとは違いました。
 
《あれ?何かやり忘れてるのかな?間違えてる?》と不安に思ったほどうまく読めませんでしたが、六字明呪をお唱えしたところで普通に戻りました。ほっと安心致しましたと同時に、一体どうしたことだろうと不思議でございました。
 
又、《父を許します》の部分ではどうしても言えず、つまってしまいしばらく無言になってしまいましたが、やっと言えたと共に涙が流れました。少しだけ、自分と戦いました(苦笑)
 
父との連絡もひょんな事から復活し、父においては現在、有難い事にヘルパーさんが付いてくださり実質的な心配はだいぶ軽減されております。
 
 
私自身は以前と同じにならぬよう、父と接する際の心の持ち方を変えました。その節はお話を聞いてくださり本当に有難うございました。
 
 
先生のおっしゃっていた《不思議なもので自分が救われると自然に自分と縁のある人々にも良い影響を与えて行くものです。》とはほんとだなぁとしみじみ実感しております。ヘルパーさんがつく事などを拒否していた父なので、風向きを変えて頂いたと感謝の思いでいっぱいです。
 
私生活では、大森先生がいつもおっしゃってくださる《仏縁尊し 有難し》を身を持って体験致しました。
 
近所のお寺で大般若会に行ってみようと探したお寺は、日程がどうしても合わず更に探してみるともっと近いお寺で行っている事を知り、当日に母と一緒に行ってみると御本尊様に愛染明王様がいらっしゃいました。
 
 
思わず《え!?》ととても驚きました。近いのに全く存じておりませんでした。初めてお姿を御拝見する事ができ《仏縁尊し 有難し》のお言葉が頭の中にでてきました。
 
長野の善光寺に御参拝した際には、早朝でまだお店も開いていませんでしたので主人が早足で帰ろうとしたところを《まって!ゆっくり行こうよ!他にもあるんだよ!》と、ふと路地奥を見るとお寺がございましたので《ほらあった!せっかくなんだから行こうよ》と御参拝に向かいましたら、そちらにはお不動様と共に摩利支天様がいらっしゃいました。
 
 
こちらにも本当に驚きました。(私は摩利支天様に助けて頂いた事があり、娘は現在大学合格祈願で摩利支天様にお祈りして頂いております)
 
ふと道に紙が落ちておりましたので、ゴミかな?と拾ってみたところ案内図でございました。
 
 
そちらを拝見すると私がたまたま御参拝した院は《世尊院》といい、20ある院の内、こちらだけに摩利支天様がいらっしゃったので《仏縁尊し 有難し》が再度頭に出ました。
 
愛染明王様、摩利支天様にご縁の感謝のご挨拶をすることができ、このような私でも仏縁を頂けたのかと思うと誠に嬉しい限りでございます。
 
自ら仏縁を切ってしまわぬよう、日々気をつけてまいりたいと思います。
 
来月は御施餓鬼のお申し込みをさせて頂こうと思っております。その際は何卒どうぞよろしくお願い致します。
 
本当に、大森先生の行は《こんなことってほんとにあるんだな》といつも驚かされます。嬉しい驚きです。
 
私自身は《父がこうしてこうなってああやって》などと細々した祈りはせず、ただ自分がすべき事をし、あとは大森先生にご指導頂きましたとおり《仏様にお預けする》を念頭に置いております。
 
ご指導頂き、本当にありがとうございます。
感謝しかございません。
 
大森先生の益々のご健勝と御多幸をお祈りしております。
仏縁尊し、有難し。
善龍庵 大森義成師シリソワカ
御同行の皆様シリソワカ
生きとし生けるものへシリソワカ
 

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お知らせ

 

12月19日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは12月15日水曜日です。

 

初めて施餓鬼供養申し込む方、あるいは7月29日に改定した新しい申込要項をご存知でない方は下記リンクをご参照ください。

 

吉祥成就合掌礼拝

 


施餓鬼供養の申し込みについて - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵