大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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4月滅罪会の感想その24

大森先生シリソワカ
 
滅罪会の厳修、ありがとうございました。
今回もいくつかの気付きを頂けたので、お伝えしたくメールしました。
 
 
今月の「間をとる」滅罪会、とても心に響きました。また、安らかで爽やかになりました。
滅罪なのに「爽やか」は不相応かもしれませんが、終わった時、まるで新緑の風に吹かれているような爽やかさを感じました。
 
 
お恥ずかしい話なのですが、滅罪会が始まる一週間程前に寝違えてしまい、首から背中まで痛みがありました。
兄弟の代理行を決めたので、気負っているかもと多少の自覚がありました。
 
申し込み後お次第を頂き、滅罪観念の部分を読んで、これはまさに兄弟に必要な行だと感じました。兄弟と親は心の距離が近過ぎて度々諍いがあるからです。(二人とも、大森先生のブログの「こころの支え」が乏しいタイプです。引用された羽田先生の「悩みの泥沼にとらわれてしまう人」に近いです)
 
しかし、いざ滅罪の行を始めて「間をとります」「認めます」と声にしてみると、私も“今の(精神的な病を患った)親を認めていなかった”ことや、自分自身の“今を認めていなかった”ことに気付きました。
 
また時を同じくして、兄弟に対しイラッとすることがあり、その苛立ちが長引いてなかなか寝つけませんでした。
 
これは兄弟と適切な間が取れていないからだと思い、布団の中で「私は兄弟と間をとりますシリソワカ」と唱え、その問題を准胝仏母様に預けるイメージをしてみました。すると、いつの間にかスーっと眠りにつくことができ、朝にはスッキリとした気分で目を覚ますことができました。
 
 
真言もそうですが、声に出すと自分の耳でも聞くので、二重にも三重にも心と身体に響く感じがします。
言葉にして声に出すことで、改めて気付きを得られたり、それが段々と身についていくようにも思います。
 
「また私、力が入っていたんだわ。自力を抜こう」と思った時、なんの気なしに手にした本の表紙に「たよる まかせる」とあり、一人で大爆笑でした。
ご神仏に頼っておまかせしていいと念押しされたようです。
 
そうこうしているうちに、寝違えた痛みも治り3日間の滅罪会の行に集中することができました。
 
 
気づきはまだあります!
私は、お次第のはじめの方の懺悔で、矢継ぎ早に懺悔の言葉(項目)を、息を止めて言っていました。これでは苦しいのは当たり前ですよね(苦笑)
そこで、お次第の中の「一つ出たら深呼吸を一つ入れること」にマーカーでラインを引いて、意識的にやってみました。
 
そして19日からの3日間は、香りのよいお香を燻らせながら行をしてみました。
そうすると、懺悔を一つする度の深呼吸で香りを感じることができ、清らかで安らかな気持ちになっていきました。まるで自分をお香で供養しているかのようでした。 
懺悔することで自分の凝り固まった感情を供養することにもなるのかも、と感じました。
 
 
良いこともありました。
お次第を頂いて行を始めた翌日に、ずっと欲しかった観音様の本が「入荷した」と連絡があり、すぐに注文できました。そして結願の日にその本を受け取ることができたのです。
准胝仏母様に「これで学びを深めなさい」と言われているようで、有り難く嬉しく思いました。
 
 
入院した◎ですが、適切な治療と処方によりとても落ち着いて、現在は一時退院しております。連れ合いも精神的にも安定した在宅生活を送っています。
 
毎日のように問題が起きていたのが嘘のようです。この平穏な日々こそがご功徳だと実感しています。
ご神仏と大森先生のお導きのお陰です。ありがとうございます。
 
 
今回の滅罪会は、多くの方が参加されたとのこと。同じ時間帯にご真言を唱えていた方もいらっしゃるかもと想像したら、なんだか嬉しくなりました。滅罪会に参加できてよかったです。ありがとうございました。
 
 
お忙しい中、またも長文になり失礼いたしました。
季節外れの夏日があったかと思いきや、急に肌寒くなりました。寒暖差のある時節柄、ご自愛のほどお祈りいたします。
 
 
ご神仏シリソワカ
ご仏縁にシリソワカ
大森先生シリソワカ
ご同行の皆様シリソワカ
一切衆生生きとし生けるものシリソワカ
自分自身にシリソワカ

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