施餓鬼供養をされたＫさんから、ご報告を頂きました。Ｋさんの真心が仏さまに通じたのだと思います。許可を頂き掲載させて頂きました。
心理療法の１派の考えのなかに、家族のなかにはスケープゴートといって、心理的ゴミ箱役を引き受け問題行動をとり、家族のバランスをとる役目の人がいるとそうです。
同様に、霊的にも、それを引き受けるゴミ箱役をする人がいるのではないかと、感じることがたくさんあります。
でも、それは懺悔、施餓鬼、報恩行でキレイにしていくことが可能です。
『大森様
昨年の11月に施餓鬼供養をお願いしたＫと申します。
本来ならばもっと早く御礼とご報告の連絡をしたかったのですが、現在問題となっている兄の様子を見ていたところです。
経緯を説明すると長くなるのですが、今回お願いした大きな理由は兄の問題です。
兄、Ｔは私が物心ついた頃から家族を悩ませる存在でした。
カンが強く、泣いて暴れる。友達がいない。
笑ったところは見たことがありません。
小さい頃から暴れて、家庭内暴力がひどくて、いつも私と母が犠牲になっていました。父親は悪い人ではありませんが、転職を繰り返して結局は離婚しました。
兄は小学4年の転校をキッカケに学校に行かなくなり、引きこもり中学、高校は行っていません。
20歳位までは家族以外の人とは殆ど交わらない日々でした。
兄の暴力が恐ろしくて、いっそのこと何でもいいから犯罪を犯して警察に捕まってくれないかとか死んでくれたらとずっと願ってました。
ある日、あまりの暴力に私も死んでもいいと立ち向かいその後しばらくしてから
何故か思い立って近くの土建業のところで働き始めました。
母と本当に今まで頑張ってよかったと喜びました。
私が結婚して、家を出ることであまり兄の様子を知ることもなく、兄と会話することが無かったので、長年母とだけ連絡をとって、兄は挨拶程度で当たらず触らずにしていました。
それが、昨年の3月に母の具合が悪いと兄から連絡が入り実家へ向かうと変わり果てた母の姿がありました。緊急入院させたところからこれまで知らなかった実家の驚くような状況を知ることになったのです。
働いていると思っていた兄は働いておらず、80歳の母がずっと養っていたこと。
兄の国民健康保険が滞納で、母の財産が差し押さえられていたこと。
3月に母が入院してから、嫌でも兄と向き合わなければならない状況となり、過去の暴力を振るわれていた恐ろしさとトラウマとも向き合うことにもなり、苦しい思いで母と兄の共依存を解く為に頑張ってきました。
入院費も払えない、兄は母の年金を使おうとする。家賃を滞納する。
働くといっても全く働かず、話をしに行くと逃げるか、泣くか。
これまで母は私に本当の事は言わず、隠していたようで兄は何年も前は働いたこともあったようですが、ここ最近は自宅でパソコンに向かってただけみたいです。
私に迷惑をかけないように黙って、掃除のパートでギリギリの生活をしていたらしいです。
兄は昔からいつも険しい顔して、引っ込み思案で、今も友人はいません。
兄と家の状況は語り尽くせないほどで、あまりに暴れるので小学生の時、母が兄の首を絞めて殺そうとしたことも鮮明に覚えています。
いま兄は51歳、母は81歳でここで私が何か行動しなければと思っていたところにＩさんから大森さんを紹介して頂き、藁にもすがる思いで申し込みました。
施餓鬼供養が終わって、1週間程経ったある日母のお見舞いにいきましたら
『Ｔから電話があって、これまでに聴いたことが無いような爽やかな声で、お母さんもう大丈夫だからって、お母さんあの子のあんな声は初めて聴いたわ。どうしたんやろ？だけど本当に嬉しかった』
と言うのです。そして、どうも働き始めたらしいのです。
これには私も驚きました。
母は熱心な◯◯◯会員で、他の宗派や宗教は受け入れないので、施餓鬼供養のことは内緒にしていました。熱心に◯◯◯で何十年も祈ってますが、今回の施餓鬼供養でこんなに変化が起こるとは。。。
ただまだ、完全に兄が自立したわけでは無いので安心はできませんが大きな変化が起きたのは間違い無いです。
まだまだ語り尽くせない程の問題がありますが、私が生きている間にこの家系の問題を終結させなければと思っております。
長くなりましたが、またいろいろと教えて頂ければと。そしてまた施餓鬼供養をお願いしていこうと思っております。
何年、いや数十年働かなかった兄が施餓鬼供養で変わり始めたのは本当に嬉しかったです。
拙い文章で申し訳ありません。
大森様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます！
まだまだこれから兄、母、ご先祖様、家系の為に頑張りたいと思います。』
施餓鬼供養のご案内
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施餓鬼申し込み専用アドレス
oomorigijyou-segaki@yahoo.co.jp
