わたしたちの内なる仏様、すなわちご本尊は、密教の修行や供養することではじめて現れてきます。
ダイヤの原石みたいなものです。研磨してその輝きをあらわします。
ですから、この密教修養とご縁があることが有り難いのです。
石中に火あり。打たざれば出ず。
心中に仏あり、修行せずんば表れず。
ここから頂いたメール
大森義成 先生
お早う御座います。
いつもご指導頂きお世話になっております千葉県〇〇〇〇と申します。
先日の春期彼岸会でのご指導、誠に有難う御座いました。
この度の敬愛修行会申し込み致したくご連絡をさせて頂きました。
以前に愛染明王敬愛修行会のご指導を頂きましたが、
あれから随分と自身も環境も変化したと感じております。
会社での理不尽な上司や同僚との軋轢に長年悩まされて心身共に疲弊して、
気に入らない人物を数名もを退職まで追い込み嬉々として嘘や噂を作り周囲を煽り吹いて周る人物に対して、
何とかしてこの環境から排除されてくれないかと常に頭にあったのですが…
様々な修行会での御指導や、
大森先生のブログや御同行の皆様の経験譚を拝読していく毎日を送っていましたら、
いつの間にか、どうでも良くなったと言いますか…
何と言うか、自分の捉え方が変化したと言いますか…
正に大森先生の仰られた「他者をコントロールしようとするのではなく、自分の心を修める」でした。
原因を吹いて周る人物に煽られ、
私の直属の上司と同僚にはかなり悪質なパワハラ・モラハラが長年に渡り続きましたが、
去年あたりから徐々に減り、現在では上司同僚とは良好な関係であります。
先生が仰ってたように相手を何とかしようとしても何とかなるわけない、だって自分じゃないのだからと割り切って、
自身の心が平穏でありますように安寧でありますように自分にシリソワカ、
上司や同僚にもシリソワカ、シリソワカ…
そんな風に思考が導かれたのか、良い方向に進んだ結果だと思います。
煽り回る人物とは全く良好ではありませんが(恐らく私の深層心理では完全拒否しているのだと思いますが)、
何を言おうがされようが、以前のように神経を尖らせる事もなくなりました。
本来やられたら「正しいやり方」で
「やり返す」のが正攻法なのでしょう。
上司や同僚には直接に言葉にして発し、
「正しいやり方」で直談判致しました。
煽り回る人物に対しては、
やろうと思えば幾らでも何倍にも返してたと思います。
ただ何と言いますか、相手にするのも何だか馬鹿らしいような気持ちも出て来たり。
この人は絶対に変わらない人だし、
相手にとってその性質は普通で当たり前でありそう生きてきたのだから、
他人の自分が変えようがないのだから。
そう思い至った事も自身の大きな変化でした。
「他人をコントロールするのではなく、自分の心を修める」
この課題の入り口から第一歩進めたのかなと、前回の敬愛修行会から随分と経ちましたが嬉しく思います。
今回の敬愛修行会ではどの様な気付きと歩を進むのかな、結果は半年後一年後、
もっと先かも知れないけど自身の変化はどんなものになってるだろうと修行であるにも関わらず楽しみも御座います。
大森先生、
この度の御指導も何卒宜しくお願い申し上げます。
奈良博三昧より 撮影 大森義成