問
質問があります。夜寝る前に准胝様の真言を唱えてから寝ることがあります。その時は罪悪感に捉われず、色々湧いてくる感情を仏様にお任せするというか、真言で洗い流すような感覚で唱えています。『懺悔!』と力まず、気楽にやっています。こうすると、すごく気分が良くなるのですが、滅罪会の時も、こんな感じで真言を唱えてもよいのでしょうか?
答
それで大丈夫です。仏様の前に座って自然に胸に上がってくるものを扱います。
自分の胸の辺りを心の目で眺めている感じが良いでしょうね。するともう終わって手放して良いようなものは上がってきます。
無理やりほじくり出すよりは、力みを抜くところがポイントです。
仏様に預けるときはその人それぞれの感覚で大丈夫です。
手に乗せて前に突き出して差し出す人もいるし、仏様の光や火の中にくべる人もいます。
洗い流すというのも良いですね。
仏様の前にポンと置いておくのでも大丈夫です。
何もイメージできないという人もいますがそれはそれで構いません。
うまくやろうとする必要はありませんが、浮かんできたものを少し丁寧に扱ってあげるぐらいが良いでしょう。
色々な考え方があると思いますが、私の経験上この方法が一番浄化の力が強いです。
そして、この修行の良いのは修行者同士が行う懺悔滅罪の功徳が、お互いに影響し合って支えあっているところです。