大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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施餓鬼供養の功徳その247

大森義成先生、こんにちは。
 
先程、不動明王修行会の入金が完了いたしました。またお手隙の時にご確認をお願いいたします。
 
改めて、この度も施餓鬼供養で大変お世話になりました。ありがとうございました。
いつも丁寧にご対応いただき、感謝しております。
 
今回は三界万霊への回向をお願いしたのですが、対象の方が明確だったこれまでとは違って、始まる当日までは「顔も知らない、お困りの他人の方」に届くような想像をしていました。
 
でも実際は「過去・現在・未来のなかで、今世は生きて会うことができなかった有縁の方々」に届いていくような感覚がありました。
 
私が亡くなった後に生まれてくる子孫の霊や、過去に弔うことができなかった霊など「顔を合わせることはできなかったけれど、縁のある誰か」に響いたのかな…という気がしています。
 
 
他にも、これまでつっかえていた般若心経の一部が問題なく読めるようになりました
 
今年に入り、なぜか「心無罫礙 無罫礙故 無有恐怖 遠離一切 顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故」のところを読み飛ばしてしまうことが多かったのです。
 
仏様と仏様の間にあった薄い壁のようなものがなくなり、手を合わせやすくもなりましたので、もしかしたら「ここの捉え方が間違っているんだよ。直してね。」と教えてくれたのかな?と。
 
『意識に浮かび上がらないだけで、本当は繋がりのある誰か』に届くのなら、『意識できる特定の方や家系の先祖への回向』をしながら、三界万霊への回向をすることが大切である…という意味が分かったような気がします。
 
今回は、縁というものを、どれだけ自分勝手に限定していたか?を認識いたしました。読み飛ばしていた部分と重ねて考えると、色々と感じることが出てきます。
 
まだまだ供養を通して出会える方がいらっしゃると同時に、できる懺悔もあるんだよと教えてもらえたのでしょうか。
 
時に応じて、三界万霊への回向をしていきたいと思いますので、(先祖供養は、後日改めて春季彼岸会にて申し込みさせていただけたらと思います。) 今後ともご指導をどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
そして、今回の施餓鬼供養で、つっかえていたものがポロポロ取れていくのを感じました。
 
そのうちの一つが、鬼門除けのお札をいただきに白峯寺へお参りに伺った時のこと。
敷地内にある五社稲荷大明神にご挨拶して帰宅したところ、荒神様の経本が届いていました。
 
封を開けると、梱包にお稲荷様模様のテープが使われており、神仏の世界は繋がっているのだなと嬉しくなったのを覚えています。
 
先日『荒神様は方位の災いを防ぐ』との大森先生の過去記事を拝見いたしましたが、思えば荒神様並びに弁天様のお経を読めるようになったのも、三界万霊への回向を申し込んだ時からでした。
 
貼ると部屋の空気も良くなりましたので、鬼門除けのお札を手に出来たのも、仏様含む彼岸の皆さまからのお計らいだったのかもしれません。(あることは知っていましたが、なかなかお迎えに至らなかったので)
 
ありがたいことです。
 
ご報告したいことはまだまだあるのですが、長々となりますので、今回はこちらで失礼致します。
 
春の訪れを感じるこの頃、どうぞ健やかにお過ごしください。
 
大森先生シリソワカ
ご同行の皆様シリソワカ
三界万霊シリソワカ

撮影Sさん