大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和5年 春季彼岸会の感想その4

善龍庵
大森義成 先生 シリソワカ

拝啓、桜もはや満開となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、このたびは、春季彼岸会を厳修いただき、まことにありがとうございました。自
宅等での実修も25日朝に補欠をして無事結願といたしました。


ご本尊様、御神仏様および先生ならびに御同行に篤く御礼をもうしあげます。

最初、この修行で菩提心は一つながら塔と楼閣となぜ二つ拝むのか不思議な気がしまし
たが、先生からブログでこの法会の意義についての御法話を何度もいただき、理解を深
めることができました(ご紹介あったお経文に、陀羅尼を幢閣の上に書くとあり、勝手
に合点がいった次第です。)。

 

特に、宝楼閣陀羅尼について、禅家で甘露門として読誦されるというご紹介があり、遠い親戚の禅師だった方も、法臘六十余年の間に何十万遍無数に読んでいらっしゃったのだろうと思えばありがたく、ごいっしょにみんなの家をつくって先祖供養万靈供養をしていただいたような観想ができました。

 

このようなご縁をいただき、本当にありがとうございました。

 

お許しがあれば、小呪なりとも日々に念誦して力まず愛語として先祖万靈の御供養をしたいと思います。

 

また、その気持ちで、身の丈ですくなくとも自分の手の届く範囲は、光に満ちたみほとけの世界に近づくよう、(通勤の車内を含めて)善行を行っていきたいと思います(まだまだ腹の立つことも多いですが)

仕事ではしばらくチャレンジが続いていますが、日頃、シリソワカで報恩謝徳をしてい
る友人とお彼岸期間中に遇う機会があり、激励をいただきました。

 

利益の取引でシリソワカをしているわけではないですが、想定外の安心・希望をいただいた気がいたしました。

先生ならびに御同行の吉祥成就をお祈りします。
                         合掌礼拝