大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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4月滅罪会の感想その20

 大森先生シリソワカ


こんにちは
今回の滅罪会でもお世話になりありがとうございました。


最近たびたび京都に行く機会がありました。
私の普段の生活圏では宝篋印塔を見ることはありません。
でも京都や滋賀ではあちこちで宝篋印塔を見かけました。
その度に宝篋印陀羅尼をお唱えしていたら、だんだん親しみが湧いてきました。


滅罪会では法身釈迦牟尼仏である宝篋印塔を父とし、というのが私にはなかなかピンと来ませんでした。
でも、旅行中毎日たくさん宝篋印塔を見ているうちになぜか、「あ、お父さん!ここにもいた!」という気分になって、なんだか楽しかったです。


そのような体験の後での滅罪会でしたので、今回は以前よりも宝篋印塔が近づきやすく感じ、石や金属の塔に見えるけどお釈迦様なんだと感じました。


私は滅罪会では心の傷や自分の力でコントロールしがたい嫌な考えを仏様に預かっていただくということしかできません。
でも薄紙を剥ぐようにいろいろな抵抗が取れていっているように感じます。


暑くなったかと思うと寒くなり、気候も不安定ですが、お健やかにお過ごしください。

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大覚寺広沢の池

撮影Iさん