大森義成 先生
謹啓 寒気ことのほか厳しい日々が続いておりますが、先生におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
昨年度は善龍庵の諸行事のたびに大変お世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
昨年の行事を通じて不思議だったことは、ひとつは滅罪会の回数を重ねていくごとに、その修行期間中に精神的に辛いと感じることが増えてきたことです。
先生もブログでご指摘の通り、意識のなかに埋もれていた罪悪感が、以前より出やすくなってきたのかもしれないと感じました。
そのような感情は仏様に預けてしまうというご指導の意味が、少しずつわかってきたように思います。
また、このような辛い状態が、滅罪会開白と同時に急に楽になるということが毎回ありました。これが准胝尊のお力なのですね。
納め万霊供養では、不思議な夢をみました。姿のない何かが自転車に乗り我が家へ届け物をしていくという夢でした。
「借りていたものを返しにきました」と。
何かが見えない世界に届いているという思いを強くした次第です。