人間関係の悩みを抱える方は多いと思う。いや、ほとんどすべての方にあると言っても過言ではない。
対応策は現実的、法的なものから、様々であるが、
精神修養の観点から少し参考になりそうなものを紹介する。
まず、その時々の自分自身の気持ち、感情はジャッジせずそのまま認めること。
例「いま怒りを感じていることを認めます。シリソワカ」と深呼吸してから唱える。
これで、自分の感情を観察できる。
もし、怒鳴るなどこちらに向かってきたとき、
心構えは相手に巻き込まれないようにする。
それには怒鳴っているときも相手をボーっと全体的、周辺視野でみながら観察するとよい。
下を向いたり、睨むのは不相応。
さらに、相手が比較的ましなときはどんな時か探してみる。
そして、
「私は私、この人はこの人 シリソワカ
この人の怒りの課題は、私の課題ではありません。シリソワカ」
と心の中で唱える。これで心理的な距離をとる。
可能なら実際にその場をはなれるのもよい。
もし、こちらのミスで怒られたときなどは、相手の話をきく。
「すいません」は一度でいい。
あとは適度なうなずきと、ときどき相手の言葉を使って返す。
すると相手は自分の話を聞いているなと実感するので、溜飲がさがる。
そのあとは、自分がリラックスして対応すると、相手にも良い影響をあたえる。
こちらに余裕があれば、心の中で「○○さんシリソワカ」と祝福してもよいだろう。
相手を変えようとするとうまくいかない。
こういうことが、難しくどうにもならないときは、
浄化呼吸法をして、ひたすら真言念誦、神仏にお任せである。
時間を置くことが大事。
あとは、信頼のおける方に相談する。
撮影Mさん