大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

信心を貯える ⑤ 松本実道長老の著作から

誠に歓喜天尊の信仰は苦しいものではなくして楽しいものであり、悲しいものではなく喜びに満ちたものでなくてはならない。

 

そのためには、おかげを急がず貯える信心を心がけるべきである。

この本物の信心が全てを好転に導き、願わずしておのずから与えられる、おかげで暮らしができるのである。

 

行く末は 雨か嵐か知らぬども み親にすがる 身こそ安けれ

生駒山宝山寺参道 撮影Oさん

歓喜天尊に限らず、すべての信仰に通じるお話です。

先に功徳を使ってしまうと、あとはおかげは現れにくいですね。

初めに利益を授かるのは、私たちに功徳を積めよと、

神仏が功徳を先に貸してくれたようなものです。

おかげがあったときこそ、功徳を心がけると、あとあとも良いです。それには根気が必要です。

大森

 


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