大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

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令和5年 星に祈る会の感想その4

善龍庵
大森義成先生 

前略、このたびは、星に祈る会を厳修たまわりまことにありがとうございました。旧暦
晦日から節分までの自宅での実修も無事結願となりました。
ご本尊様、ご神仏様および先生ならびに御同行の皆様に篤く御礼申し上げます。

今回は、二度目の参加でしたが、おかげさまで「自分の運命の手綱は自分で持つ」とい
うご趣旨が昨年より理解できたと思いました。

 

昨年はよく晴れて、退勤の道すがら、実星を観察してスバルなど吉星を見つけては祈りを行いましたが、今回は、天球の真ん中に自分たちがいる観想ができ、ご本尊から北斗七星や星座や惑星がお次第通り広がり、曼荼羅のように自分たちをとりまいているなかで、自分から主体的にすべてを祝福し、すべての善星が輝き照らされるという観想するという修行ができました。

先生の御提唱のシリソワカ行と同じ道理で、たとえ星周りの順逆がどうあれ、自分には
祝福ができる自由と幸せがありより良い環境をつくることができると受け止めることが
できました。

 

先生のブログ御法話にあった「無意識の世界は私たちの環境を作る力を持っている」ことの大事さに気づきをいただきました。

今年は曇りがちでしたが、アプリできれいな冬の星座を確認しながら行うこの修行はと
ても楽しいと思います(これは増益の修行なのでしょうか。)。

祭壇にあるお地蔵様の御影の白毫が丁度北極星の位置であるのも、今年の慈悲祝福の観想がうまくいった背景ではないかと思いました。

あらためまして、御礼を申し上げ、先生および御同行の吉祥成就をお祈りします。  
合掌礼拝

 

北京の観象台(清朝時代の天文台

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