善龍庵 大森義成先生
シリソワカ。
平素お世話になっております。
◎◎です。
先日は、「高祖大師御誕生１２５０年記念事業」の経過報告書２のご送付ありがとうございました。
大森先生のお力添えに感謝申し上げます。
旧盆期には、御施餓鬼のご供養ありがとうございました。
御施餓鬼を重ねるたびに実感することとして、両親に無性に抱いていた怒りや憤り、悪感情が湧いてこなくなったことです。異常な空腹を覚えてドカ食いをしたり、お腹がいっぱいに感じず、無性に飢えるなどもなくなりました。
子供のころから、ふとすると朝から異常な怒りがわいていて、自分でもおかしいと思っていました。この怒りはどこから来るのかわからなかったのですが、大森先生のお力添えで、御仏の御慈悲が、私に影響していた先祖か三界の諸霊に届きはじめたのかもしれません。
旧盆には、◎◎県の実家に帰宅し、迎え火の数日前に山の墓所に行ってお墓参りをしてきました。
大森先生に教えて頂いたように墓石群それぞれに「一字水輪観真言」「シリソワカ」「光明真言」「大随求随心真言」をお唱えしました。「光明真言」を唱えていると（山中に目が慣れてきただけかもしれませんが）、墓石群のほかの「三界萬霊碑」や「五輪塔」の供養塔の文字もはっきりとしてきて、五智如来様たちのご光明を頂いているのを実感しました。
また、以前は、お墓参りをするたびに山中でけがをしたり、ひどい頭痛などに襲われたのですが、そのようなこともなくなりました。
お盆が終わり、送り火を焚いた後、盆棚の片づけをしていると仏壇の中から祖父（禅僧）が元気な頃に開いていた座禅会の写真や、「戦時禅宗日課勤行集」（陀羅尼集）、糸止めの「念仏集」などの古い書物などが出てきました。
私にもっと勤行に励み、勉強しなさいと祖父からの叱咤激励かもしれません。
ありがとうございました。
今後とも、ご指導よろしくお願い申し上げます。
