大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

動画紹介 対人関係の悩みに

youtu.be

 

人の悩みのほとんどは人間関係だと言われている。適切な距離を取ることがお互いを尊重し守ることである。

溺れている人を助けるつもりが、お互い泥沼にはまって溺れてしまうこともあるからだ。

この精神科医の動画の対処法は大変参考になるので視聴をおすすめしたい。

 

 

さて、パワハラを受けているが、自分の業の解消だと思って我慢すべきであろうかという問いを頂いた。

 

その人に仏教の信仰があるという前提だが、まずは自分の悪業の解消だと受け止めることは一つの見方だと思う。

 

自分に反省すべき点があれば懺悔反省し、過ちがあれば改めるのは精神修養になる。

 

ただし、心身の危険があり、そこからさらに新たな悪業を作らないためには、現実的対応、時には法的対応が大事である。私自身これは心がけている。

 

言い換えれば、信仰を心の支えとして、その問題に適切に取り組むことが業の解消となる。すると不思議と道が開けてくる。

 

金剛経の大先達、濱地天松居士の職業は弁護士であり、難しい裁判のときは辯天様に祈念したようだ。

 

「祈り、くすり」のように、この世の中では、拝むとともに現実的対応が必須である。

鳥の両翼のように、車の両輪のように。

それが揃って初めて空を飛び、まえに進めるのである。