善龍庵
大森義成先生シリソワカ
大森先生こんばんは。
施餓鬼供養と陀羅尼報恩会の厳修、ありがとうございました。
お施餓鬼期間中にご功徳を頂きましたので、お礼を申し上げたくメールしました。
このご功徳は羽田先生の福猫大明神様も関わっています。
(私が羽田先生へ送ったメールを、羽田先生がブログにご紹介くださっていて驚きました。すみません、「2023 福猫霊験記 パワーアップ」の記事のメール主は私です。下記に、羽田先生へのメールに書ききれなかったことも含めて記すことお許しください)
お施餓鬼2日目の読誦していると、存じ上げないお婆さんのお顔が脳裏に浮かびました。今はもうよく思い出せないのですが、その時はとてもリアルにシワまでも、微笑んでいるような穏やかな表情でした。
婚家のご先祖様のご供養にお施餓鬼をお願いしたので、そちらのご先祖様かな…となんとなく思っていました。
読誦の後、福猫様たちとの3時のお茶をして、「せめて主人が働いた分のお金を持って帰ってきてくれたら…ね」と愚痴のような祈願をしたのです。
というのも、主人はコロナ禍の前年に脱サラして、生家の家業を手伝うようになりました。
高齢な両親を思っての決断とはいえ、家業で働いた分のお給料はありません。主人の生家なので、ないのが当たり前なのかもしれません。しかし、主人の両親と同居はしておりませんので、生活費の問題がでてきます。
主人は、よくいえば人がいいというか揉め事が嫌いというか、サラリーマン時代も部下に仕事を振らず、朝までのサービス残業を連日するようなタイプでした。
文句一つ言わず働く主人を尊敬する一方で、こんな働き方をして体を壊さないか心配でした。
それが、脱サラして夜に帰宅するようになったのは良かったものの、お給料は入らなくなったのです。
時を同じくして、私の実家の問題が重なり働くどころではなく、貯金を切り崩しての生活になりました。
それだけの蓄えがあったことこそ有り難く恵まれているのですが、主人と話し合っても糠に釘。生活費や今後の人生についての主人の考えがよくわからず不安に思う毎日でした。
話を戻します、お施餓鬼2日目の福猫様にお願いした夜のことです。
なんと、主人がまとまったお金を持って帰ってきたのです!
思わず「このお金どうしたの?まさか借りてきたんじゃないでしょうね?」と、冗談半分に問いただしてしまうくらい驚きました。
お願いしたその日の内に叶うなんて、霊験としかいいようがありません。
お施餓鬼したご先祖様へ、福猫様たちのお力添えを得て思いが通じた、そんな風に感じて有り難く思いました。
このようなご功徳をいただき、ご神仏にご先祖様、そして大森先生、羽田先生、ご同行の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
ただ単純に「お施餓鬼したから」「福猫様にお供えをしたから」という引き換え条件のような理屈で願いが叶った訳ではないと思っています。
何よりも根本的な問題はまだ解決できていないのです。
なぜ願いを叶えてくださったのかは、ご神仏にしかわからないことだと感じました。
悪い事ほどよく覚えていて、良い事ほど忘れやすい凡夫の私です。
このような思ってもみないカタチで願いが叶うと、傲慢になりやすいです。
奇しくも陀羅尼報恩会の時期となり、ご恩と感謝を忘れずに生きること、そして自分の生き方や在り方を問い直すきっかけになりました。
勝って兜の緒を締めよではないですが、今回の霊験・ご功徳に慢心せず、気持ちを引き締め、感謝を忘れずに精進していきたいと思っています。
ご神仏にシリソワカ
准胝仏母様シリソワカ
地蔵菩薩様シリソワカ
大森先生シリソワカ
羽田先生シリソワカ
ご同行の皆様シリソワカ
ご仏縁にシリソワカ
一切衆生生きとし生けるものシリソワカ
ご先祖様シリソワカ
自分自身にシリソワカ
撮影Tさん