大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

懺悔 供養 祝福 報恩 敬愛 (c)善龍庵 大森義成 禁無断転載

真言念誦

何が一番良く効くのか?

しばしば、「何の真言や陀羅尼、修法が一番良く効くのか?」という質問を受ける。 答えは簡単、自分が心の底から信じている真言が、一番良く効くのである。 しかし、これをすぐに合点して、実践できる人は、かなりの達人。 そこに到達するために、あれこれ修…

お不動さんのご真言の功徳

真言の功徳を体験した方からメールいただきました。 ここからいただいたメール 《仏慈護真言》の記事を拝見いたしました。 私は毎年夏に三峰神社へ御参拝に行きますが、今年はその帰りに《不動滝》という看板を見つけ、軽いちょっとしたハイキングだろうと思…

仏慈護真言の功徳

大森先生シリソワカこんにちは。8月は盂蘭盆会、お施餓鬼とありがとうございました。以前、大森先生のブログで、伏見稲荷ではお経、陀羅尼や真言を唱えながらお山して、その中に仏慈護真言は、神祇に功徳がありますと書かれていました。先日、私の住む地域…

施餓鬼供養にまつわる質問

次の質問をいただきました。有益なのでブログにてお答えします。 大森先生 シリソワカ。 この度の施餓鬼供養、大変有難うございました。自宅での追善供養も楽しくさせて頂きました。何となく、スッキリとしたような感覚があります。 質問をさせて頂いてもよ…

どうしようもないとき

人間、生きていると自分の力のおよばない、「どうしようもないとき」が何度か訪れる。 密教の精神修養を志す方は、そんなときには、合掌して、ただ真言を念誦することだ。 多くは、時間が解決することがある。 それまで耐えるために、ひたすら自分の信じる仏…

聖天真言千遍念誦の体験

大森義成 先生ブログの更新をいつもありがとうございます。私は今年の1月くらいから先生のブログを拝読し始めたのですが、先生のブログを読んで、驚くほど自分自身が良くなったと思えます。今回はその感謝と感想を、拙いながらも書かせて頂きます。私は長年…

仏さまが近く感じる

滅罪会で懺悔して山ほど懺悔することが出てきた人で、仏さまに預けるのに まだなれていない方は、ほどほどにしてよいです。 その代わり真言念誦を丁寧に繰り返し、そのご加護をいただいているのを、力みを抜いて体で感じてみましょう。 無心に念誦してもよい…

5月滅罪会の感想その4

「自分である」ことが大切ですね。 本当の自分に気づき認めることです。 ここからいただいたメール 大森先生 おはようございます。 大阪府の◎◎◎◎◎です。 2回目滅罪会に参加させて頂きありがとうございました。 ペットを亡くして大丈夫かなという気持ちで参加…

一遍でよい

真言を何度もとなえるうち、一心にとなえるのが一遍であってよい。 するとすべての念誦が一心となる。 そのときは、顔をあげ、肩の力を抜いて、肩をさげ、軽く顎をひき、姿勢を正すとなお良い。

許せないとき

「許さねばならない」わけではない。 それは、さまざまな理由があるから。 その時は許せない今の自分に気づき、認めて、シリソワカ。 もしも、許せないことに罪悪感を感じたら、それも認めて、仏様に懺悔してあずけてしまう。 あくまでも、許しは、いまの私…

一心称名

一心称名 これができているか

となふれば

「となふれば仏もわれもなかりけり南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」 これは一遍上人の道歌 真言もまた同じ。 不動明王守護法の観想が難しいというお尋ねがありました。 難しいときは梵字を観ているだけでよいです。 あるいはただ文章を読むだけでかまいません。…

仏の座に座る

真言密教で拝むのに特徴的なところは、曼荼羅の世界に入って仏の座にすわって拝むことである。古い曼荼羅には空席があって、仏が描かれておらず、そこは行者が座る場所だったと聞いたことがある。 そこでご本尊をはじめ様々な仏様にご供養をする。 その曼荼…

宝楼閣陀羅尼の功徳

今年の春の彼岸会から宝篋印陀羅尼経法と宝楼閣(陀羅尼経)法を修行して ご供養します。 理由は両方の陀羅尼とも日々の施餓鬼供養などで念誦していますが、節目の行事ごとにとくに修法することで丁寧にご供養するためです。 普段、私が拝んでいる浄厳大和尚…

納め万霊総供養開白

本日から納め万霊総供養を開白しました。 光明真言法は胎蔵大日如来を本尊にします。 皆様が申し込まれた供養の対象、如来から諸霊の類、さらにはすべての生きとし生けるものに至るまで、全て胎蔵曼荼羅(慈悲の世界)のなかにあります。 中尊の大日如来だけが…

不動明王 ご真言の功徳

お世話になります、名古屋の〇〇です。 ブログで不動尊住所加護真言(不動明王 加持所住所真言)が出ておりましたので、私の体験談を。 ちょうど2年前特養にいた頃、見取りの御婆さんの介護をしておりました。 何分認知症利用者が多く、見取りの御婆さんの部…

真言陀羅尼と信仰心

真言陀羅尼は主にインドから中国を経て日本に伝わってきました。 このためインドの発音通りではなく、訛伝されてます。ですから正しく唱えるというのは難しいことです。 またインドからチベットにも密教は伝わっています。 そこだけで比べてみても、 例えば…

猫の真言念誦

大森義成先生 先日は、陀羅尼報恩会に続き、施餓鬼供養をありがとうございました。 以前、ブログでご紹介頂いた、我が家の修行猫(真っ黒なスコティッシュフォールド)が、次第を読み上げ始めると、走って来ることがあり、結願の日には後ろに神妙に座ってお…

供養と夢 その2

ご供養されてる方から次のような体験のメールをいただきました。 御真言を唱える功徳と真心が通じたんですね。 【ここから頂いたメール】 ブログを拝見しておりますが、共感、納得する事、多々あります。年末の万霊総供養の結願の夜(12月31日)に夢を見まし…

光明法界

光明法界に満てり 一字津粱(しんりょう)を務む 弘法大師(性霊集) この宇宙は仏様の光明に満ち溢れている。 そこに気づくための橋渡しとなるのが「おんあぼきゃ」の「あ」の一字である。 光明真言を念誦すれば仏の光に照らされていることに自然と気付いていく…

供養と夢

お父様がご逝去されて、施餓鬼供養で四十九日の追善をされている方からメールをいただきました。 ちなみに、不思議なことがある方と無い方といますが、とらわれる必要はありません。 どちらも必ず通じています。一番大切なのは信じて行うことです。 ここから…

新刊紹介 真言・陀羅尼・梵字 - 大法輪閣

真言・陀羅尼・梵字 - 大法輪閣 2月上旬発売予定です。私も少し執筆しています。 《随筆》真言・陀羅尼・梵字と私たち 【松平實胤】 第一部 基礎編 真言・陀羅尼とは 【小峰彌彦】 梵字・悉曇とは 【児玉義隆】 諸仏の種字・真言①─―如来(釈迦如来/阿弥陀…

呪悔をもってよく銷(け)す

四大のそむけるには薬を服して除き、鬼業(きごう)のたたりには呪悔をもってよく銷(け)す。『十住心論巻第一』 弘法大師は、私たちの病を癒すには、身体のバランスの不調が原因ならば、薬などの適切な治療をしなさい。 精神的なものや霊的なものが原因な…

療痔病真言の功徳 その2

療痔病真言の功徳譚を頂きましたので、ご紹介します。 「大森先生、おはようございます新潟県のYです いつもお施餓鬼で先祖共々お世話になっております。先生、効きますねこのお経!! この前、中華料理を食べに行ったあと胃がもたれてホテルだったから薬も…

正体みたり

せまい歩道を歩いていたら、後ろからカタカタと変な音がついてくるように聞こえる。何か嫌な感じがした。 「自転車がこんな細い歩道を通るなんて」といぶかしく思って歩いていたが、ずっとついてくるので振り向いたら、工事関係と思われるお兄さんが、脚立を…

加持感応

11月3日から9日までの七日間、豪潮大和尚編『大聖仏母準提懺法(準提懺摩法のこと)』を修させて頂きました。(3日は豪潮大和尚の月命日) 豪潮大和尚はこの『準提懺摩法』(準提観音に懺悔する法)を20年間みずから修行し、他者にも修行させると霊験があったと…

真言念誦と潜在意識 その2

真言念誦と潜在意識 その1 - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵 「一方そういう環境を作らない記憶もあります。 そのような記憶は、あなた方がこの世で生まれて色々なことをしたり、考えたりする時に記憶として、現実に経験したことの中へどんどん混ざって…

真言念誦と潜在意識 その1

インド哲学の大家で,ヨーガの普及に貢献された、立命館大学、大阪大学の元名誉教授、故佐保田鶴治先生の『八十八歳を生きる』(人文書院)という本の中に、真言を唱えることが私たちの意識に強く影響するという話が出ている。なかなか興味深いので、それを少…